世界は教室だけじゃない

いじめに遭っている子供たちへ

この曲を聴いてほしい。
本当はフルコーラス聴いてほしいんだけれども。 ぜひ。

世界は教室だけじゃない

  作詞・作曲:前山田健一(ヒャダイン)  歌:吉木りさ


現在深刻に悩んでいる子からしたらちょっとノリが軽すぎるように感じるかも知れません。
でもおそらく、それが作者の意図だと思います。

そんなのはほんの一時のこと。

乗り切ってしまえば過去のこととして軽く(はないけれど)流せるようになります。と。

過ぎ去ったあとにはこの曲のように「いいじゃんいいじゃん」って言えるような明るい未来が待っているよ、と。

だってあれだけひどい目に遭ったんだもん。
この先、それ以上のひどいことなんて、ない。


  逃げていいよ 逃げちゃっていいよ

って無責任じゃ?って思うかも知れないけど、解決策は、あります。

今回は、我が家での事例を解決策の一例として、書きます。
ほんとうはあんまり書きたいことではなかったのだけれど、この曲の影響だね。
きっと役に立つ人がいると信じて。 いや、ぜったいいるはず。


この曲を歌う船橋市出身の吉木りささんも中学に通っていたころは引っ込み思案で目立たない子だったそうです。

でも今は、こんな明るい子といっしょにいたらみんな幸せになれるだろうな、な感じ。
見ていて幸せになれるし、幸せになってほしい、って、思う。



ワタクシの娘も、引っ込み思案で目立たない子です。

いや、見た目はかわいいほうなんで本人の意思に反して目立たなくはなかった。
小さいうちはかわいいかわいい、とちやほやされながら過ごしています。

逆にそれが、自分から溶け込もうとする力を養えない要因になったのかも知れない。
とにかく決して前には出たがらない性格です。


あまり周りとはうまく打ち解けられない。
それでも中学までは周囲にあわせてそつなく過ごしてきました。
でも、


高校に入ると、運悪くいじめのターゲットにされてしまいます。
私立の進学校なので低次元のいじめなどないと思っていたのですが。

最初のうちは早退したり1日休む程度でした。
その頃は親も「さぼってないでちゃんと学校へ行け!」と怒っていました。

やがて、テストなどの大事な日にも休んだりするように。

親は「そんなことをしてたら内申に響くぞ!」とさらに怒ります。

本人だって大事な日なのはわかっている。
でも、行こうとすると頭が痛くなったり気持ちが悪くなったり。

その日を境に学校を休みがちになっていきます。


幸い、この時点で母親には「クラスにいやな子がいて」という相談がありました。


しかも複数。ひとりリーダー格がいるらしい。
そして、ショックだったのは、友達だと思っていた子までそいつにいい顔をした。
そのせいでほかの子も信用できなくなった。

心の支えを失い、学校へは行けなくなっていった。

でも、どんなひどいことをされたのかは決して言おうとしません。


親としては原因を知りたいのは当然の心理。
だけども。 もうそれ以上は聞かないことにしました。


男親には言えないことなのかも知れない・・・。
あまりにもえげつなくて言えないのかも知れない・・・。


わからないが、ともかくひどいことをされているのだということで理解した。



このあとどうするか、家族で話し合った。



せっかく入った進学校。
将来を考えたら、ちゃんと卒業したほうがいいに決まってる。

学校には怒鳴り込んで絶対無事に過ごせるよう対応させた上で、
心に仮面をかぶり、通うことはできないか。(できればそうしてくれないか)

本人も「そうしてみようかな」とは思う。
そのほうがいいのはわかってる。
でも、翌日の朝になると、やっぱり行けない。


親なりに、心の足かせが想像以上に重いこと、よくわかった。


もうこれ以上、いまの高校に通わせることは困難、と判断した。
むしろ無理に通わせて、取り返しのつかないことになることのほうが、怖い。
でもそしたら、どうすれば? この子の将来は?


いろいろ、いろいろ調べて考えて、家族で導き出した答え。


通信制高校への転校(転入)。


せっかく入った進学校、という意識から(むしろ親が)脱却するのがいちばん大変でした。

幸いうちの子の場合は、高1の2学期までは普通に通っていたので、取得すべき単位は十分。
不足分の単位を通信制高校で取るのは簡単なので、残りの時間をすべて大学受験へ振り向ければ、大学からはまた普通の生活を取り戻せる。

日本では学歴なんて最終学歴しか見ないから、影響ない。
長い長い人生のうちの、ほんの2年ほど、回り道する程度のこと。


そう決めただけで、娘の顔に笑顔が戻りました。


この子の心にのしかかっていた重石はどれほどのものだったか。



私立の進学校に転校の手続きをしに行ったとき、当然先生には聞かれましたが、娘の希望でいじめっ子の名前は出しませんでした。
また、これも娘の希望で転校先をクラスには伝えないよう依頼しました。


親としては娘をこんな目にあわせたいじめっ子、並びに、そのような環境を醸成した学校に対し、ひと暴れしたい気持ちでしたが、まさに「立つ鳥跡を濁さず」。


私立なんて、(公立もか?)役に立たない。


先生には「クラスにいじめは間違いなくあります」とだけ伝えました。
うちの子にしてみりゃ、こっちは去る身。あとは知ったこっちゃない、よね。
「後は野となれ山となれ」が正しい、か。まぁいいや。

だから親が声高に怒鳴り込んでごたごたしたら、むしろ迷惑。なんだよね。
どうも黙って去る、というのは腑に落ちないけど、娘のため。我慢。我慢。


この曲の2番にこんな歌詞があります。


  頑張って 気を遣わせぬよう
  家族に黙って 歯を食いしばる
  大丈夫! 全部ぶちまけよう?
  帰る場所が キミにはある

子供なんだからさぁ。
その小さい胸に全部抱え込まないで、
親にぶちまけようよ。

ほんとうに言いたくない部分は言わなくても、
親は理解してくれるよ。

だって、君の親、なんだからね。
何年いっしょに暮らしてると思うんだ?

大人ってのはね、特に日本人はね、
察するのが得意なのよ。

でもなんにもシグナル出さなきゃ、
やっぱわかんないからさ。


  今になっても
  チクチクする 過去のトゲ
  癒せない傷 まだ間に合う
  キミはキミだ 誰の真似もしなくていい


この辺(Cメロ)のハイトーンが心に響きます。
いじめを受けた経験がある人が聴くと思わず涙が出てくるんじゃないかな。


ワタクシ自身も小さい頃はいじめられた経験があります。
ただ時代が時代なんで、いまほど陰湿ではなかった。

「真空飛びひざ蹴り」とか喰らってあからさまに怪我したら、周りが解決してくれてました。

あれから40年。

いまでも思い出せば「あのやろー」って思う、けど、思い出すこと自体がほとんど、ない。
当時は心の75%くらいを支配されてたかも知れないけど、いまや記憶の0.0000001%くらい、かな?
そんなことより楽しいこと、こっ恥ずかしいこと、語りつくせぬ青春の日々。


酸いも甘いもいろいろある長い人生、いろんな経験をしてほしいものです。


人生を謳歌しつづける娘の父親であるところのきたならぱぱより。

  





個性を伸ばす。
オンリーワンな自分を磨く。

なかなか簡単なことではないですよね。

吉木りささんの場合は日本民謡があった。

フジテレビ めざましテレビ すっPPIN REAL FACE 2012/11


さらにそこに三味線を加えることで、師範代を目指す。

そんなグラビアアイドル、いないいない。

 
この記事へのコメント
 こんばんは、きたならパパ様…。
 貴ブログを読まさせて頂きましたが、あまりの衝撃に、私は言葉を失いました!!
 御嬢様は、中学三年の時、全てを犠牲にされ、私立の進学校に入学されました。
 然し、その犠牲の結果が、イジメだったとは!!
 御嬢様の心中、そして、きたならパパ様の無念さ、いかばかりのものでしょうか…。
 私自身、怒りに震えながら、貴ブログを読まさせて頂きました。
 きたならパパ様、どうか、御嬢様に御伝えください…。


 「あなたは今迄、精一杯、戦われました。
 どうか、今は、その重荷を降ろして下さい。そして、ゆっくり休んで下さい。 さぞかし、ツライことでしょう…。さぞかし、クヤシイことでしょう…。
 どうか、我慢しないで下さい。泣きたい時は、思い切り、泣いて下さい…。
 ナンバーワンにならなくてイイのです。御嬢様自身で無ければ決して出来ない事に、どうか打ち込んで下さい…。
 オンリーワンになって下さい!!」


 きたならパパ様、松下奈緒の「月あかり」の一節に、次の節が、ございます。

「痛みさえも、いつかは、思い出へと変わるから。
 優しい夢を見ながら、眠りたい。朝が来る迄。」

 この曲は、映画「ピアノの森」の主題歌として、発売されました。
 さて、「ピアノの森」の主人公の少年は、子供の時、クラスメート、特に、クラスメートのボスに、一方的にイジメられます。
 しかしながら、その少年は、「自分で無ければ出来ない事が在る」ということに、そのツラサの中、気付きます。 
 彼はナンバーワンを目指さず、オンリーワンを目指します。
 多くの多難を経て、その少年は大成します。

 私自身、ツライ時、あるいは、挫折した時、よく、松下奈緒の「月あかり」を聞きます。
 不思議に、気持ちが落ち着きました。
 「そうか!! ナンバーワンなんかに成らなくて、いいんだ。
 他のヒトには出来なく、自分で無ければ出来ない事があるんだ。
 そうだ!自分で無ければ出来ない事さえ行えば、それでイインダ!」と、私は思いたいのです…。
Posted by 元新京成沿線住民 at 2014年08月13日 00:36
元新京成沿線住民さん、こんにちは。

いつもながら心のこもったコメント、感謝いたします。

読んでいて、娘のオンリーワンってなんだろう?
ってしばし考えてしまいました。

でもそれは親が答えを出すものではなく、本人が築いていくもの。
そしてまだ明確に見えてはいないものの、おそらく、それを目指して一歩一歩進んでいる、と思います。

親はそっとサポートしてやれればいい、と思っています。

にしても松下奈緒さん! 素敵。
いや〜、近頃の天はよく二物を与えますね〜!(^o^;)
Posted by きたならぱぱ at 2014年08月13日 13:25